水を飲むと体がだるくなる??
選手と話しておいてこのような質問きました。
なぜ水を飲むとだるくなるとスポーツ界では常識だったのでしょうか?
この真実は闇の中ですが
実際に水を飲むと体がだるくなる方がいます。
解剖学的に話したいと思います。
・内臓の反射
(反射とは自分の意思とは関係なく体が勝手に反応してしまうと言うものです。)
胃壁の反射(伸展反射)別名、迷走神経反射・副交感神経反射
簡単に言えば立ちくらみと同じです。
空腹時や起きたばかりの時に水を飲むと起こる事があり、起立性低血圧など持ってる方であれば起こることがあります。
・水中毒
1日にペットボトルを4L以上飲んでしまうと、血液の中のナトリウムが薄くなり、意識障害やけいれん発作を起こす場合があります。
なので喉が乾いていないのに水を飲みすぎるとこのようなことがあるのであまりお勧めできません。
尿路感染症などで、膀胱尿路系の洗浄と言う意味では、たくさんの水を飲んで尿を排泄する事が推奨されていますので、例外。
・体と内臓の冷え
身体は、体外の寒さに耐えられますが、体内の寒さには弱いのです。
エアコンが強くかかっていいる室内で、冷たいものを飲んでしまっては内臓の働きが下がってしまいます。
『そうなの?』と信じられない方は想像してみてください。
30分間氷の入ったグラスを両手で持ち続けてください。
両手の筋肉が冷えて動かなくなりますよね??
まさに内臓がそうなっています!!
スポーツでの水分補給は絶対必要ですが、水を飲んでだるくなる方は意識してみてはいかがでしょうか??
最後まで読んでくださりありがとうございます!!
内田マルコス